今回は、天戦地冲の大運についてです。
四柱推命において天戦地冲は、人生において「破壊と再生」が起こるなど「強制リセット」が入ると言われております。
恐ろしいことが起きるのでは?とビクビクしまくりの方もいらしゃるかと思います。
同感です。
なんせ自分があと1年で天戦地冲の大運を迎えるのですから・・・
「なんか最近人生の揺れを感じている」と思っている方に参考になれば幸いです。
一緒に、天戦地冲について考えてみましょう。
天戦地冲(てんせんちちゅう)の大運とは?

四柱推命において、人生が大きく動くと言われている10年周期のことです。
四柱推命では、「大運(たいうん)」と呼ばれていて、10年ごとに運の流れがあると言われています。
この大運の切り替わりのタイミングや、どんな干支、十干などが巡ってくるかによって人生に大きな影響が出ると考えられています。
中でも、「天戦地冲」という言葉は聞きなれないかもしれませんが、天の気(表面や外側出る、気持ちや思考、環境)と地の気(内側、内省、潜在的)が同時にぶつかり合うような運のことを指します。
これは、良くも悪くも「今までのやり方では進めない」といったことが起きやすい10年。
例えば、人間関係の変化、環境、住まい、仕事が強制リセット、体調の揺らぎ、価値観のガラリとした変化など・・・。
それは、まるで「壊れていく」ように感じることもあります。
でもそれは「壊すための運気」ではなくて、本当の自分に戻るために一度外側が崩れていくようなプロセスなのかもしれません。
私自身、今まさにこの天戦地冲の大運入り口まできておりまして汗。
ここからは、個人的な体感を含めてどんな揺れを感じているのかを綴っていきます。
私自身、天戦地冲(てんせんちちゅう)を迎えようとしている

大運の切り替わり(1〜2年前後)起き始めた心の揺れと兆しについてです。
私は、現在37歳。大運の立運は8歳(正確には8歳8ヶ月)日干支は「丙辰」です。
38歳〜「庚戌(かのえいぬ)」の大運に切り替わります。
実は、最近になって心や環境に揺れを感じる場面がありまして。
「これはもしや?」と思ってしっかり運気を調べ直していたら気づいたら、大運切替わり1年前じゃん!と。
改めて、四柱推命の「運の流れ」の奥深さに気づかされました。
同じように「大運って何?」「今の私、もしかして節目かも・・・」と感じている方におすすめの本を紹介します。
よかったら参考にしてみてくださいね。
話を戻します。
天戦地冲の大運は、天干と地支の両方がぶつかり合う激しいエネルギーをともなう運の節目となります。
大運の切り替えは、カレンダーの数字だけではなくその前後数年にわたって「心身の揺れ」「環境の違和感」として表れはじめることがあります。
まさに今の私は、その予兆の中にいるような感覚があります。
「このままじゃダメな気がする」「自分だけ、時間が止まっているような気がする」「本当はもっと自分らしく生きたいのに・・・。」
そんな気持ちが、ここ1〜2年少しずつ浮かび上がってきました。
でもまだ何も壊れてもないし、変化が起きているわけではないからこそ静かな揺れが続いているような不思議な感覚があります。
これは、私にとって、初めての天戦地冲の大運。
そして、今までとは明らかに違う「深い選択」を迫られそうな気がしています。
実は、過去の大運の切り替わり前にも、同じような大きな選択が訪れていました。
振り返ると、やはり「運気の節目」は人生の分岐点になることが多かったように感じます。
振り返ると、大運の節目ごとに大きな選択があった

17歳、27歳、そして今、人生を変える決断がありました。
- 17歳:地元を離れる決断
元彼の度重なる浮気や信じていた友人からの裏切りが重なり、高校卒業後「もうここにはいられない」と感じて私は地元を離れて県外に出ました。
あの時は、心も体も限界で未来のことを考える余裕なんてなくて、ただ「ここから離れて遠くに行きたい」と思ってました。
- 27歳:店長の話を断って転職⇨地元に戻る
リラクゼーションサロンの仕事をしていた頃、店長を打診される大きな転機がありました。
でもその時私は、「責任を負うのが怖い」「自分にはまだ早い」と感じて逃げるように転職。
結局その転職先も環境が合わず、さらにもう一度転職。
最終的には売上不振でサロンが閉店。地元に戻ることになりました。
正直どの決断も、逃げてるんですよね私。
見たくないもの、背負いたくないものから全部。そうやって人生を生きてきました。自業自得と言えばそうなります。
- そして今:心の違和感が静かに続いてる
何かが大きく変わりそうな気配は感じつつも、何が今の私の状況で起こるのだろうか?と日々考えながら過ごしてます。
でも、今回は「逃げたくなるかもしれないけど、逃げない」選択をしようとそんな気持ちが静かに根を張りはじめているようにも思います。
では、実際に天戦地冲の大運にはどんな変化が起きやすいのか?
ここからは、一般的に言われていることと私自身が感じていることを重ねながら書いていきます。
天戦地冲(てんせんちちゅう)の大運で起こりやすいこと
人間関係、環境、心と体。「壊れる」のではなく「整う」プロセス。
変化での中で見えててくる「本当に大切なもの」について考える時期なのではないかと思います。
「天戦地冲」の大運は、「天=外側・思考・環境・身体」と「地=内側・潜在的・気持ち」の両方が同時に大きく揺れる10年だと言われています。
これは、四柱推命の中でもかなりエネルギーの強い運気で「今までのやり方や関係性では通用しない」と感じるような変化が起こりやすいです。
例えば、こんなことが起こると言われています。
- 今まで平気だった人間関係がつらくなる
- 仕事の方向性に違和感が出る、続けられなくなる
- 住む場所・働く場所が変わる、変えたくなる
- 自分でも理由がわからないのに、気持ちが落ち込む・疲れやすくなる
- 価値観がガラリと変わってしまう(お金・恋愛・人付き合い)
これらの変化は、ときに「壊れていくような感覚」に見えるのかもしれません。
でもそれは、「壊すための破壊」ではなく、「本当に必要なものだけを残すための整理整頓」なんだと思います。
私自身も今、環境や人間関係、働き方について「このままでいいのかな・・・?」と感じる場面が増えています。
それが不安でたまらない日もあるけど、これは自分の内側が「整いはじめているサイン」かもしれないと思うようにしてます。
そう思うようになったのは、変わることへの恐れの奥に実は、「本当の私でいきたい」という願いがあると気づいたからです。
不安の奥にある、「本当の私で生きたい」という気持ち

壊れるように感じても、それは再構築へのプロセスかもしれません。
次の大運1〜2年前後は、心身が不安定になりやすい。
敏感な人だと、3年も前から次の大運の空気感?みたいなのを感じ取るそうです。
天戦地冲の流れに入ると、さらに不安や違和感が強くなることがあります。
私自身もそうです。
「このままじゃいけない」と感じる一方で、「でも、どうしたらいいのかわからない」そんなもどかしさに包まれる時間が続いています。
でもあるとき、ふと気がつきました。
不安の正体は、「変化が怖い」んじゃなくて本当の自分を生きたいという願いだったんだ。ということでした。
今までの私も、自分なりに精一杯頑張ってきた。
でもどこかで、「ちゃんとしなきゃ」「期待に応えなきゃ」と無理をしていたのかもしれません。
だからこそ、今の揺れやモヤモヤは「自分を守るための古い殻が壊れようとしている」サインなんだと思います。
今、揺れているあなたへ

焦らなくて大丈夫です。
変わりゆく流れの中で自分をまず大切にできるように。
この記事を読んでくださっているあなたがもし、今心が揺れていたり、不安を抱えていたりするのなら。
それは、あなたの中に本音が芽を出し始めている証拠かもしれません。
天戦地冲の大運は、怖いものではありません。
ただ、今までのパターンが通じなくなる分戸惑うことが多くなるだけです。
でもその度に、「じゃ、私はどうしたい?」と立ち止まって、自分を見つめ直す機会が与えられているようにも感じます。
すぐに答えを出そうとしなくて大丈夫です。
すぐに動かなくても大丈夫。
今の自分の本音に気づけたことが、すでに大きな一歩なんです。
私もまだ揺れの中にいます。
でも、どんな流れが来ても自分を信じて、整えて生きていきたいです。
あなたもどうか、自分を大切にして進んでいけますように。
お読みいただきありがとうございました。
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