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四柱推命正財・正官の大運を終えて。地味だけど信用を積み重ねた私の体験談

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四柱推命
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正財と正官の大運って「真面目で地味」な印象がありました。でも、実際経験してみると本当にその通りだったなと思います。

地味だけど、コツコツ努力してようやく信用が形となって結果として現れるような気がします。

私の命式では、この正財の大運は「干合」でもあったので良くも悪くも「自分らしさ」を一度リセットされたような感覚がありました。

それでも、振り返るとこの10年間で学べたことは多かったし、今の自分につながっていると感じます。

今回は、そんな私が経験した「正財・正官の大運10年」の体験を四柱推命的な視点も交えてお話ししていきます。

この記事では、以下の項目に当てはまる方にとって少しでもヒントや安心材料になれば嬉しいです。

  • 命式に財星・官星がない人
  • 正財・正官の大運に入ったばかりorこれから入る人
  • 自分の人生が地味に感じて落ち込んでいる人
  • 大運と命式の違いに戸惑っている人
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正財・正官の大運10年はどんな運気?

大運が正財や正官に切り替わると、運気の流れがガラッと変わることがあります。

特にこの2星は、コツコツ型とか真面目に努力する時期と表現されることも多く、派手さはなくても重要な10年です。

正財の前半5年

28歳から始まった大運「辛亥」の前半5年ぐらいは、それまでの不安定さや勢い任せの生き方を軌道修正するような流れが来ました。

まるで「地に足をつけろ」と言われているような5年間を過ごしました。

正財の前半(辛の影響が強かった1〜5年)はとにかく「目立たず・地味に・持続すること」の連続でした。

それまではの私は、偏官の大運にいた影響か勢いで物事を決めては後悔する・・・。そんなサイクルにいました。

大運正財へとシフトしていくことへの反発があり慣れるのにすごく時間がかかった。

そんな中で始まった正財の大運は、「堅実に積み重ねる」ことがテーマとした運気です。

車の免許をとり、安定した職に就いたり、コツコツ貯金もできました。

借金もこの時期に返済できました。本当実家のありがたみを感じます泣。

恋愛や夢ばかり追いかけていた自分が、現実的な視点を持ち始めたのもこの頃です。

棚ぼた的な幸運はあまり期待できませんが、日々の努力や誠実さが形になるタイミングです。この時期にいかに、正財のテーマを逃げずに向き合うかが大切だと感じました。

「派手じゃないけど着実に」そんな言葉がぴったりくる期間で、今思えば私の命式には無い「社会性」「信頼」というキーワードを少しづつ体に馴染ませていたように思います。

人によっては、金銭面での安定や家族との関係性の変化も起きやすくなりますし、男性にとっては「妻」の星ですので結婚運が巡ってくる時期となります。

正官の後半5年

34歳からの後半5年は「亥」の影響によって正官のエネルギーが強くなった時期でした。

正官は「責任感・真面目・上下関係・秩序・社会性」と言ったややお堅い星です。

この頃、リラクゼーションの仕事が諦めきれなかった私は、生活のためもみほぐしの仕事に加えて、早朝の短時間のアルバイトとのダブルワークを始めました。

本音では「もっと自分のやりたいこと集中したい」と思いながらも、生活の安定や将来の備えを考えてコツコツ働く道を選びました。

朝早くから働いて、昼からもみほぐし、夜は疲れて寝る。そんな日々を淡々と繰り返していました。

社会の中でちゃんと生きること。

誰にも迷惑をかけず(なかなか難しい)真面目に、誠実に日々の仕事をこなしていく。

それはまさに正官のテーマそのものだったと思います。

自分らしさはひとまずおいて、ただ社会人として失格じゃないように、大人として責任を果たすことを優先していた日々でした。

でも今振り返ると、この積み重ねが「信用・信頼」という目に見えない資産になっていったと感じています。

正財・正官の大運10年を終えてわかったこと。地味でも揺るがないものが残った

正財と正官の10年は、派手さはないけれど確実に「信用」「安定」の種を蒔いてた時間だった。

途中しんどさもあったけれど、振り返れば「積み重ねてきたものがちゃんと残っている」と思える。

そんな10年の終わりに、私が気づいたこととは?

「派手さはなくても信頼や経験は確実に積み上がっていた」ということ。

この大運の前では、思いつきで動いては後悔することも多かったし、目先の楽しさやノリで選んだ仕事や人間関係に振り回されることもあった。(自業自得なんですがね汗。)

だけどこの10年は、生活の基盤を整えたり地道な仕事をコツコツ続けたり「安定すること」「信頼されること」の意味を実感する時間だった。

私にとっては、借金の完済や貯金の習慣化、免許取得、ダブルワークの継続もその一部。

特に私の命式には財星・官星がないため、大運でそれらが巡ってきたこの10年は、最初はやっぱり不慣れでまるで「訓練」のような期間でもりましたし。

思うようにいかないことや、「こんなに頑張ってんのに?」と思うこともあったけれど、それは今まで避けていた価値観に向き合わされたからこそだったのかもしれない。

目立った成果や大きな転期は少なかったけれど、気づけば「信頼して仕事を任せてもらえるようになっていた」「あの頃の自分よりずっと落ち着いてる」「無駄使いが減った」と実感してます。

この10年は、まるで「基礎工事」のような時間だったかもしれません。

誰にも見られなくても、時間がかかっても「自分で自分を信頼できるようになるまでの土台作り」だったと思います。

正財・正官の10年がくれた「信頼という財産」

四柱推命における「正財・正官」は、どちらもまっとうさや信頼に関わる星です。

正財は「努力と結果」、正官は「社会のルールと評価」に通じ、地味な積み重ねが求められる時期になりやすいと言われています。

先ほどにも話した通り、私の命式にはこの二つの星が元々ありません。

余計にこの10年(正財・正官の大運)は、性質に慣れるまでにかなり時間がかかりました。

最初の数年は、派手さのない毎日に「これでいいのかな?」「もっと行動しなきゃじゃない?」と何度も迷いました。偏官の名残が故ですね。

でも、ふと気づくと少しづつ生活が整ってきていたんです。

今まで言われたことのなかった、「ちゃんとしてるね。」って言葉がすごく嬉しかったんですよね。

命式に財星や官星がない方はこうした大運がまわると「慣れないけど大切なこと」を体験することが多いです。

地味で退屈かもしれないけど、後になって「あの10年があったから今がある」と思えるそんな時間になるはずです。

まとめ

もし今、目にみえる成果が出ていなくてもコツコツ積み重ねてきた日々が、ちゃんと自分の力になっている。

この記事では、私の命式にない財星(正財)・官星(正官)の大運10年を前半・後半に分けて振り返りました。

体感としては「なぜしんどかったのか」「何が身についたのか」を、四柱推命の視点で見つめ直すと不思議と納得できる部分がたくさんありました。

読んでくださった方にとっても、大運の10年をどう過ごしていくか、そのヒントになっていたら嬉しいです。

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