今日ふと感じて気づいたことがあります。
丙は本当に明るく照らす人なのか?
四柱推命では、丙は五行では「火」に属し自然界では「太陽」として度々、性格においては「明るい人」「みんなを照らす人」として表現されています。
しかしですよ?私は日干丙の人間なのですが、なんか「んっ?そうかな。」って疑問に思うことがよくあったんですよね。
四柱推命の鑑定でもあなたは、明るくて優しい人です。
とよく言われるのですが、「は〜まぁそうですかね〜」なん思いながらもなんか本質に触れられてこない感覚があったんですよね。
確かに、日干が自分の要と言われておりますし、命式で見るところでは一番重要なところです。
そんな疑問を持ちつつ日々四柱推命の勉強や、自分の命式と向き合ってわかったことがありました。
それを今日は共有させていただけたらと思います。
丙は本当に明るく照らす人なのか?
タイトルにもありますように、四柱推命の占いで丙の特徴に必ず「明るい・情熱的・みんなを照らす」など結構、ポジティブワードが飛び出してくるのを目にします。
冒頭でも話した通り、丙は自然界では「太陽」であり火の五行に属します。
しかし私、勘違いしてたんですよね。
丙の明るさや照らすと言ったワードだけで、ざっくり人の性格や特徴を判断すると見誤るのだと気づきました。反省。
日干に丙をもつ芸能人や周りの人は確かに明るいし、元気だし、みんなの中心的存在なのはわかります。
でも、それはあくまでも丙の仕事だからと言うことを。
現実的に丙さんは褒められたり頼まれると断らない性格です。
シンプルに太陽を観察していてわかったことがあります。
例えば人や周囲が「日光くれくれ!」「ずっと天気良くいて」と要望すれば、太陽は止まらないし、日は必ず沈むし、雨が降れば顔を出さないようにいきなりシャットアウトすることがあります。
気分屋でもありながら、丙の明るさや人を照らすことに、いきなり嫌気がさすようになることもあります。(個人的な意見です。)
つまり、丙の本質は意外と根暗さんで光でもあり影でもあるのです。
プライベートでの根暗は、表向きの明るさを維持し回復し、表現するために必要な要素なのです。

日中なのにカーテン全閉めで、光を浴びたくない気分ってありませんか?
当たり前に昇る太陽を当たり前じゃないと感じ生きられたら、丙自身も自信を持って太陽として生きられるんだろうなと。
また、どんな太陽として生きていくのかは大運の流れや、月干がどんな十干か?によって活かし方は変わってきます。
丙と甲で見る四柱推命の相性

ここでは、私の命式を例にお伝えしていきます。
日干と月干の組み合わせによって、その人の性格や人から見る態度や(社会に対する態度や行動)がわかります。
(私)
月干甲寅(強い木)と日干丙辰
丙と甲の関係は相生ですので、五行の関係では木が火に力を与える関係になります。
しかし、十干の関係で見ると丙は太陽、甲は樹木です。
太陽がないと、樹木は成長しません。
つまり、太陽が樹木に力を与えている関係になります(反相)
また、私の場合月干は強い甲(根がある)であり、時干も甲なのでたくさんの樹々に囲まれた太陽みたいな光景になります。
現実においては、社会や周囲から求められる役割を意識したりと。
それは、社会や仕事、人間関係において「もっと日光ください」と言われてる感じがする。ような感覚?
でも実際は言われてもないのに、自分の中で「役に立たなきゃ価値が自分にはない」と思い込んで、一人葛藤し追い込んだりと。
つまり丙(太陽)でありながら、甲(樹木)になろうとしていたんですね。
実例ですので、日干丙の方がみんなそう感じるわけではありませんが、命式の月干と日干の相性によって自分の日干(本質)を勘違いしてる場合があるってことです。
丙の正しい生き方って?
命式全体を見渡すと、本来の丙とは?にも戻ることができます。
私は、完全に丙であることを忘れ、甲になりきってました。
丙(私)は太陽で、太陽は植物(甲)を育てようとしないし、ただ照らすだけで勝手に植物は成長し伸びる。
太陽は、水やりも肥料も与えずただ時間の流れとともに顔を出すだけ。
自分は、必要以上に人の役に立たないといけないとか、もっと成長しないとって感じてきました。

いや、それ甲の仕事だから。
気づくまでに時間がかかりました。今まで骨身に染みるまでそれを勘違いしてやってきたからです。
でも、丙は役に立とうと頑張ると間違えます笑。
太陽がおかしいことになりますし異常気象起こします。
ただ、丙は自由に好きなことを照らすだけでいい。
それも人がどう思うか?人のためになるか?を考えず、ただ自分が心動くものや好きなことを純粋にやってれば異常気象は起こらなかったのだと。
それだけで、必要な人には光が届けばそれでいいかな。
だって勝手に周りは育っていきますからね。
まとめ
これまでの人生を振り返ると、丙が逆走してたように感じます。
太陽がどの方向を照らすかを探す旅をしていただけだったんだなと。
自分の日干が腑に落ちない方、ぜひ月干も一緒にみてください。
ヒントはたくさんあります。
自分の日干を知ることでこの先の人生が少しスムーズに感じるかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。






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