今回は、知識と学問の星印綬(いんじゅ)についてを解説しました。また、印綬が2つ、3つあるとどのように性格に作用するのか?
また印綬の大運や年運が巡っている方にも参考になれば幸いです。
印綬(いんじゅ)が2つ3つある人の性格
印綬の性格や特徴についてなのですが、通変星では「印星」のグループに分けられます。印綬のキーワードは「学問•知識•伝統•母親」などと関わりが深い星になります。
学校で教わること(テストでいい点をとるとか)、成績は優秀なので命式や「元命」に印綬がある方に賢い人が多いのです。

頭が良い人は、だいたい命式に印綬を持ってるよ〜
もともと命式に印綬が2つ以上ある方は、印星の大過になり大運や年運にも印綬が巡れば、より印綬の意味が強くなります。
また、印綬が3つ以上になれば同じ印星のグループである偏印の意味も加わります。偏印は、卓上で学ぶ印綬と違い、経験から学ぶ知識を表します。
「偏印」は文字にもあるように、偏った才能や知識を表します。
「知りたい」「やってみたい」「食べてみたい」と知的好奇心がより旺盛になりますし、印星は「母親•目上の人」にも縁が強くなることで、親や上司から干渉されたり、束縛されるといったことも起きやすいのです。
印綬(いんじゅ)大運の恋愛
印綬の年に起こる恋愛は、「冷静に恋愛を見極める年」となります。
これまで付き合ってきた恋人同士ならば、冷静に相手に目を向けるといったことが起こりやすいのです。
ラブラブ〜という年というより、相手の知らなかった一面を見たりと、より深い関係を築けるのも印綬の年ならではです。
また、シングルの人にとっては、冷静に「自分にとってどんな人と付き合いたいのか?」「関係を築いていきたいのか?」をじっくり向き合える年になります。
女性は特に、母になる人が多いのも印綬の年では特徴的です。印綬は、日干(自分)に対して与える特徴があり「母•妊娠•出産」といったワードに深い星なのです。
印綬(いんじゅ)大運の仕事
印綬の大運は、仕事においてどんな10年になりやすいでしようか?
印綬のキーワキーワードに、「学問•伝統•聡明・義務教育•先生•知識•名誉・名声」があります。
印綬は、正統派で学問を得意とし義務教育の先生というイメージです。真面目で成績優秀なので信用があります。
転職や大きい変化避け、過去の総括や反省の年にすると仕事面では安定的に力を発揮できるのです。
印綬(いんじゅ)の大運
印綬が大運に巡るとどんな10年になるのでしょうか?
印綬は、「学問•伝統•聡明・義務教育•先生•知識•名誉・名声」といった意味を持つ通変星になります。また、日干に力を与える(相生)星なので「親(母親)•目上の人•妊娠•出産」も関係します。
大運は、10年を表す運勢になるので、印綬のキーワードとなる物事への関わりが多くなります。
また、環境は大きく変えず今ある環境や仕事にじっくり向き合う年でもあります。
印綬は、古代中国において官職任命の印(勲章)であることから、気品や地位の高さを表します。
そのため、これまで積み重ねてきた努力や実績が評価されたり、地位や名誉が得られる10年になります。
仕事においては「引き立てを受ける」「抜擢される」「得た知識を人に教える」といった立場になったり、地位や名誉も得やすい大運になります。
印綬の大運になる日干
大運に印綬が巡ってくるかは、以下の表を参考にしてみてください。
例えば、自分の日干が、「甲」の人は大運の天干に「癸」がきていれば印綬となりますし、年運であれば2025年「乙巳」で印綬の1年を迎える日干は「丙」のみなさんになります。

自分の大運を調べるについては、↓こちらを参考にしてみてください。
印綬(いんじゅ)の年運
印綬が年運に巡るとどんな1年になるのでしょうか?年運は、1年ごとの運勢を自分の「日干」と毎年巡ってくる年の「干支」の組み合わせで見ます。
印綬の年運は、これまでやってきたことに結果が出る年になります。
私の経験でお話しすると、仕事でやってきたことや、付き合っていた人とに結果が出てました。人間関係も仕事も恋愛も全てです。
仕事なら、「昇格する」「店長に抜擢される」「引き立てを受ける」といったことが起こりましたし、恋愛なら「付き合ってた人が浮気してた」などと何かと問題が起こり、結果別れることになりました。
人間関係では、これまで仲良かった友人と疎遠になったり、縁が切れるような出来事が起こったりと••••。
これも全て、次の年は比肩になるので(運気の流れは順行か逆行で決まります)自立や自己実現に向かうためであり、印綬の年で不要な関係を立切ったりと一旦、リセット的な現象が起こります。
印綬の年は、良いことに結果が出たり、辛いことが起こったりとあるのですが、はっきりと結果が出ることで自分にとって本当に必要なことがわかる年でもあります。
印綬(いんじゅ)大運•年運の過ごし方
印綬大運•年運の過ごし方についてになりますが、年運は1年の運気になりますので印綬の特徴を最大に活かせるチャンスになります。
おすすめの過ごし方としては、「資格をとる!」「勉強する」です。学びや教えに縁が深い1年になりますので、習得意欲を深め仕事に活かすのにはピッタリです。
また、無理をしない年なのでメンタル面は安定してます。その反面、体は運動不足になりやすいので軽いストレッチを日課にすると良さそうです。
印綬大運年代別
大運であれば10年の運勢になりますが、年齢によって印綬大運の過ごし方が変わってきます。
- 幼少期〜10代
母親や目上の人から可愛がられ素直で行儀の良い子に育ちます。学校の勉強もよくでき成績は優秀で志望の校にも合格しやすい。
- 20代
母親や目上の影響を強く受け、マザコン気味になりやすく知らずに親からの干渉を受け社会や結婚を遠ざけやすい場合も。
- 30代
静かに過ごし、新しいことは大きく始めず仕事で積み上げてきたことに成果や評価を得やすい年になり知識や資格を活かす。
- 40代
出世は見込めますが、どちらかというと補佐役に徹します。指導する立場や教育係で成果を出します。
- 50代
新しいことにチャレンジするよりかは、伝統的な習い事、歴史のある物事への興味が出てきます。これまで母親と疎遠気味だった方は、自然と縁が深くなる。
- 60代以降
孫の世話や、興味あることを学んで教えるなどと。少し理屈ぽくなり説教じみてしまいやす区なる場合も。
まとめ
今回は、印綬の年について解説してきました。
私の経験においても、印綬の年はやってきたことに「結果が出る」に尽きます!その結果に、しっかり向き合い焦らず答えを出すことが重要です。
印綬の年を迎えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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