四柱推命の中でも重大な変化が訪れるといわれてる「接木運」。
接木運は季節のお引越しです。すなわち人生の変化が起こりやすいともいえます。
接木運春から夏、秋から冬へと季節の変わり目について解説しました。
また接木運の過ごし方や好転期と低迷期についてもお伝えしてます。
春から夏&秋冬への変わり目はいつ?

四柱推命で運勢を占う時、大運10年の運勢を見ます。
大運で重要なのは季節です!
本来なら、季節は春→夏→秋→冬と巡りますが。
大運表では、運勢の季節が順行に巡る人もいれば逆行する人もいます。
私は立年が9年の(正確には8年8ヶ月)逆行。つまり干支(季節)が逆に巡ることになります。
9歳・19歳・29歳・・・9のつく年に大運が切り替わります。

上の表を見ると、9歳〜38歳までの30年間は水運と言って季節は冬の時期を過ごしてました。
というのは、亥(11月)・子(12月)・丑(1月)であり季節は冬になるからです。
冬の30年間が、雪が降ってありがたいのか凍えて辛いのかはその方の命式全体を見なくては分かりません。
だいたいどの方も、30代前後あたりで人生にリセットが起こりやすいです。

四柱推命において季節=運勢と思ってみて下さい。
接木運とは次の30年を生きるために心身の準備期間となるからです。
私の場合、今現在36歳ですが大運表を見ていただくと39歳から大運が切り替わります。
次の大運は金運といって季節では秋です。
戌(10月)・酉(9月)・申(8月)の30年を巡ります。
これまでの30年は冬の季節を生きてきましたが、40代の30年間は少し過ごしやすくなる秋の季節を巡ります。

みんなの大運が季節の秋だと過ごしやすいの?

巡る運勢は人様々。季節によっては秋の運勢を厳しいと感じる人もいるよ。

命式のバランスが大事なんだね

一番良い運気というのは、「日干にとって心地よい季節が巡ってくるかどうか?」だよ。
例えば、日干甲(木)で命式全体が金の五行で埋めつくされていて、尚且つ大運も金運が巡っていたらかなりしんどい。
木と金は相剋関係であり、樹木は斧で切られるので摩擦・刺激を受けます。
日干甲(木)にとっては、木運(寅・卯・辰)が大運・年運に巡ってくれば生きやすくなる。
自分を支えてくれて、尚且つホームである季節の春はありがたいものとなります。
接木運の調べ方

接木運を調べるということは、ご自身が現在「どの運勢(季節)を生きてるのか?」を知ることになります。

大運がわかれば、接木運がわかるということか。

ネットで簡単に大運表は調べられるよ。
私のおすすめとしては、一から自分で四柱推命の命式・大運表を調べることです。
より四柱推命に理解が深まり、運勢で起こることをあらかじめ予想できるし計画も立てやすくなるからです。
先ほどの私の例でお話しすると、今現在の大運は「辛亥」で干支は「亥」(11月の干支)です。
季節は冬を巡っており(現在36歳)、39歳〜「庚戌」の大運となります。
干支は「戌」(10月の干支)季節は秋となるわけです。
運勢において冬の(子・丑・亥)30年間は、生きてうちはもう二度と巡らない季節になります。
次の季節は、金運といって季節は秋の干支(戌・酉・申)を巡る30年になるわけですが、「亥」から「戌」への引越し準備になり、この大きい季節の大移動が接木運といいます。

11月も10月もそんな季節の気温差変わらないじゃないか?

確かに!実際の気温温度差はそこまで変わらないと感じますよね。
カレンダーによれば、11月は「霜月」といって冬の気配を感じられる月になります。
地域によっては、10月から11月の変わり目に体調を崩す人もいるそうです。
つまり、接木運は運勢のお引越しとなります。
次の大運前後(季節の変わり目)1〜2年は変化変容となる出来事が起こりやすいのですね。
接木運の過ごし方

接木運とは、30年間の季節が終わろうとし次の季節を意識し始めるといった季節の変わり目の期間のことです。
衣替えしますよね?季節の変わり目って体調を崩しやすくはないでしょうか?
人生や運勢も同じように、次の季節を迎えるために準備をします。
自分にとって何が人生の準備なのかははっきりと今は分かりませんが、できることは心身を癒し、整え受け身で過ごすこと。
自分と向き合うことに重点を置くことです。
これまで30年間突っ走ってきた方は、ここで一度スローダウンして休みましょう。
この1〜2年はブレやすく、足場はまだ未完成です。
大きい決断はなるべくなら自分から決めないほうがよろしいかと思います。
好転期
好転期となる人は、命式のバランスと次の大運とのバランスでわかります。
ざっくりと例えば、命式全体が冬で寒い季節である場合、次の大運に火運(巳・午・未)が巡れば命式に暖かさ加わり、バランスの取れた運勢に変わります。
逆に、命式に火の五行や干支が多いの場合は、水運(亥・子・丑)が大運に巡ればバランスがとりやすくなります。
比較的物事がうまくいったり、生きやすい運勢に好転しやすいでしょう。
低迷期
例えば自分の命式に低迷期になりやすい人は、命式に水の天干(壬・癸)や干支(亥・子・丑)が多く次の大運の季節が冬に巡れば、さらに厳しい冬の運勢を生きることになります。
命式のバランスを崩し、計画通りに物事が進まないことが多い時期になりやすいといえます。
柔軟な姿勢と慎重さを持ち、大運をうまく乗り越えていただきたいと思います。


まとめ
今、人生の30年間が終わりを迎えようとしています。
接木運を迎えている方はふと、過去を振り返ることが時々ありませんか?
あの頃は良かった、辛かったなど。
これまでの30年間を振り返って惜しむように、、、。
そろそろさよならの時間なのですね。
接木運を迎えると、イレギュラーなことが起こりやすくなります。
転職・結婚・出産・引越しなど。
新たなライフステージの移行期間です。
それは、これからの生き方がガラッと変わるよ!と運勢が教えてくれてる合図なのだと思います。
この接木運を大事にして過ごしてみましょう。
接木運を迎えている方の参考になれば幸いです。
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