今回は、四柱推命が当たらない?についてと、相性を五行でみる方法についても解説してみました。
参考になれば、幸いです!
ざっくりと四柱推命とは?
四柱推命は、中国発祥の歴史古い占いになります。
中国では、「命理」、「八字」と呼びますが日本では、江戸時代に中国の書物が訳され取り入れたのが最初で四柱推命は、日本でつけられた呼び名です。
中国の陰陽五行をベースに、体系付けられ人の生年月日で命運を考察する日本独自の占術となりました。
現在では、四柱推命には流派があり教えを受け継いで鑑定士として活動している方も多くいます。
四柱推命は当たらない?

- 全く同じ生年月日なのに、人生がまるで違う。
- 双子は?
- この年に開運すると言われたけど何も変わらなかった。
- 結婚できないと言われたけど、結婚した。
占い師が言っていたこと予言めいた事が、当たる•当たらないで結果を決めてしまうことはよくあります。
確かに、同じ生年月日なのに人生が全く違う人がいますね。
これは育った環境や出会う人間関係などが大きい違いにあります。
双子はいつもくっついて生活しているわけではありませんし、学校のクラスも違えば出会う友人も、職場や結婚する人によってその後の運勢や生き方も違うわけです。
私はもともと占い好きで、よく占い館で色々な鑑定士さんにみてもらってました。
当たるな〜と思った時もあれば、当たらんな〜。と気分が晴れなかった時もありました。
ただ、良いことだけ信じて待っていれば叶うとさえ思ってたし、「○歳で結婚する」と言われれば、自然に出会って結婚できるとも思ってましたしね笑。

でも、現実は••••
なので、四柱推命や占い全般が「当たらない」とがっかりする方の気持ちよくわかります。
恋人ができるか?あの会社に就職できるか?結婚できるか?など実際は、願望に対して本気で行動や努力ができていたかを自問してみることだったのです。
すると私は、占いを「当たる」「当たらない」だけで判断し、結果だけに執着し外側や世間に目が行きすぎて、自分の望みや本音に気づかなかったと思います。
四柱推命だけに限らず、占いが当たらないと思う理由の1つに、本当の望みや願いがしっかり言語化できているか?が重要になります。

四柱推命は、自分を知るツールとして使用したり、同じところでつまずく(なぜかこの時期体調悪いとか)ところを改善し、目標や願望達成するには?予想立ててそこに向かって行動する。
背中を押してくれる占いであり学問でもあります。
当たる、当たらないで判断するだけの簡単な占術ではないと私は思います。
占いが当たらないという理由を深掘りしてみると、自分にとって本当の望みが見えてくると思いますよ!
四柱推命の使い方おすすめ3つ

実際に、鑑定士に相談するのも良いですが、私がおすすめするのは自分で一から四柱推命を学んで自分で占ってみるです。
四柱推命の歴史から鑑定まで全てを網羅するには、たくさんの時間や労力が必要になりますが今現在では、自分一人占うのであれば簡単に学べる方法や書籍もたくさんあります。
ここでは、四柱推命を使って自分を占い自分の力で開運しよう!という思いで、私が試した四柱推命の使い方おすすめ3つをご紹介させてください。
①自己分析
まず、しっかり自分を知ることです。
自分のことは自分が一番よくわかっていると思いがちですが、嫌なところや見たくないところまでしっかり把握してますか?
四柱推命では、自分の特徴•性格•才能•適職などを徹底的に、暴いてくれます!
自分でも知らなかった得意、向いているもの、使命まで。
自分がどんな人を配偶者やパートナーにするか?などリアルに具体的にヒントをくれます。
②過去の振り返り
過去の出来事を振り返ってみる。
できるだけ詳しく、絶好調の時期や不調だった時期などと思う出来事が何年?何歳?で起きたのか。
しっかり細かく自分歴史を作る勢いで振り返ってみてください。
自分と仲良くなる人や付き合う人は大体こういう人だとか、子月は必ず体調崩すとか、偏財の年は人間関係賑やかだった、偏官、正官の年は男性との出会いが多かった、仕事がうまくいったなど。
自ずと、恋愛、仕事、健康、人間関係に波があることに気がつきます。
そこがわかれば、こっちのもんです!
自分で予定を立てやすくなり、目標や願望達成に向けて行動しやすくなりますよ。
③年運•大運を知って計画や予想しておく
年運は1年の運気、大運は10年の運気を見ます。
未来や、先のことを予想し行動すると良い時期、受け身で過ごすと良い時期があります。
ご自身の年運、大運を知ることで運気をうまく乗りこなすことができます。
相性の良い組み合わせは五行で簡単にわかる

占いで悩みに多いのが、「相性」です。
お互いの日干がわかれば簡単に相性がわかります!
四柱推命は、「陰陽五行」がベースであり人の性格や性質、運気を見るのに欠かせないのです。
陰陽とは、この世は陰(−)と陽(+)の2つの要素で分類したもので、受動的が(陰)で能動的が(陽)であり、例えば、暗い•明るい、冷たい•暖かい、月•太陽、裏•表、夜•昼といった関係性が「陰陽」です。
五行説とは、地球上の森羅万象は5つの要素「木•火•土•金•水」で成り立っているものとします。また、十干は陰(弟)と陽(兄)、五行に分け10種類に組み合わせたものになります。
特に、五行には相剋、比和という関係があり相性において重要な役割があります。
結婚
ここでは、結婚において相性を簡単に五行の良い組み合わせで読み解いてみます。
※結婚に良い相性は、「日干」でみます。
通変星の相性で見ると以下の通りですが、一番は互いの五行関係やバランスが大事になります。
女性にとって、「夫」「配偶者」に良い相性は「正官」「偏官」となる相性です。
男性にとって、「妻」「彼女」に良い相性は「正官」「偏財」となる相性です。
例えば、下の画像で読み解くと日干が「丙」の人と正官になる相性は「癸」であり夫、配偶者となる人です。
丙は(火)であり、癸は(水)です。五行の関係で言えば、火が水に消されるといった相剋関係なのですが、癸は熱すぎる丙(火の多い命式)に冷静さを与えます。
丙の明るさは、そのまま保ちつつもその裏で癸がサポートしてくれたり、冷静に物事を見極めてくれることでバランスがとれ夫婦関係は良好と感じます。

下の↓画像は、相生関係です。
日干が「壬•癸」の人で、お相手の日干が「庚•辛」であれば尽くしてくれる、協力してくれるパートナですし、お相手の日干が「甲•乙」であれば自分が相手に力を与えたり、何かと面倒を見たり尽くす側になります。

相剋関係の相性(相手に刺激を与える・与えられる)
- 甲•乙(木)→戊•己(土)木は土から栄養を吸い上げる
- 丙•丁(火)→庚•辛(金)火は金を溶かす
- 戊•己(土)→壬•癸(水)土は水をせき止める
- 庚•辛(金)→甲•乙(木)金は木を切る
- 壬•癸(水)→丙•丁(火)水は火を消す
相生関係の相性(相手に力を与える・与えられる)
- 甲•乙(木)→丙•丁(火)木は薪となり火が燃える
- 丙•丁(火)→戊•己(土)火が燃えることで灰となり土になる
- 戊•己(土)→庚•辛(金)土の中から金が発掘される
- 庚•辛(金)→壬•癸(水)金が冷たくなり水滴となる
- 壬•癸(水)→甲•乙(木)水が木に降り注ぐ
比和の相性(同じ性質同士、兄弟)
- 甲•乙(木)
- 丙•丁(火)
- 戊•己(土)
- 庚•辛(金)
- 壬•癸(水)
相性は、十干の性質や自然界に置き換えて解釈すると良いも悪いもないように感じます。互いの性格や性質を尊重し合えれば、ベストパートナーとなることでしょう。
まとめ
今回は、四柱推命は当たらない?についてから相性まで解説してみました。四柱推命は歴史の深い占いであり、学問です。
現代において、わかりやすく書籍にしてあるものも多く簡単に自分の運勢や自己分析に役立てらます。
占いは当たる•当たらないで見てしまいがちですが、その先の当たらない原因ってなんだろう?と疑問を持つことで本当の願望がわかることがあります。
そして一生の運勢や日々の運気、使命を「占い使って利用する」立場になることで自分の人生に活かしていただければと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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